キャストパズルとは?魂から、魂へ -

2016年7月5日から、『キャストパズル』はシリーズ名称が『はずる』に変わりました。

ビクトリア時代のリメイクから独自の進化へ

1880年代の英国、気取りと好奇心に溢れる貴族・市民たちによって、空前のパズルブームが巻き起こったという。
当時のブームを物語るかのように、様々なパズルがこのとき生まれた。それらのなかに「鋳造された金属のパズル」があった…

1980年代に入り、このパズルに魅せられた、世界的パズル家である芦ヶ原伸之氏の企画に当時のハナヤマ開発陣が賛同し、その“匠”の技術と創意工夫で飛躍的に精度を高め、より遊びやすいサイズにリメイクする“現代版の鋳造パズル”を開発しようという試みが始まった。

材質、亜鉛ダイキャスト。金型に炉で溶かした亜鉛(英語でZAMACという)合金を流しこみ鋳造する。
これら一連のパズル製造工程をダイキャスト(DIE-CASTING)製法と呼ぶところから、開発陣は苦心の末に完成した自社パズルを「キャストパズル」シリーズと名付けた。

「はずして組む」というスタイルのパズルにおいて、亜鉛ダイキャストは、適度な重量と丈夫さを兼ね備える最適の素材だった。
そのクールな重厚感は、手に取る人々に新鮮な刺激を与え、パズル解析への意欲をかきたてる。

さらに、一般的に「知恵の輪」とよばれるWIRE(針金製)パズルではほとんど感じられない “個性”が、はっきりとしたカタチとなって、私たちの目にとびこんでくる。
発売から30年以上がたった今、ハナヤマでは「キャストパズル」各アイテムたちのそれら個性を完全に認め、商品名とは別に、 各パズルの“テーマ”を設けている。

キャストパズルの内部設計

キャストパズルは、「外せますか?戻せますか?」というシンプルなパズル。
しかしその構造は驚くほど巧みで奥が深い。
簡単でも、面白い。難しくても、楽しい。

世界的なパズルデザイナー達のすばらしいアイデアが、言葉や文化、地域や時代を超え、世界中の人々の知的好奇心を刺激する。
解けた瞬間の感動と快感をぜひ味わって欲しい。